2007年3月に発売されたドコモのキッズケータイ「SA800i」は、発売以来人気の子供向け携帯電話ですが、2007年12月に発売された2代目キッズケータイ「F801i」は、さらに機能を充実させ、注目を集めている子供向け携帯電話です。
F801iは、実際にキッズケータイを使っている子供の親たちの要望も取り入れて開発されていて、「親にも受け入れられる携帯」としての考え方を主流として作られた携帯電話です。
デザインも、SA800iとはガラッと印象が変わりました。
SA800iはラウンドフォルムで、子供らしい優しい印象なのですが、F801iは、スクエアタイプで大人っぽい、都会的な印象です。子供向け携帯としてはとても新鮮ですよね。
ちょっとおませな小学生にも良いですし、中学生や高校生、また、大人でも持っていておかしくないデザインに仕上がっています。
背面には、安心をイメージしている大きな円のモチーフ「ひかりリング」が付いていて、防犯ブザーを鳴らすと同時にリングが光って、音と光で緊急事態を知らせることができるようになっています。
カラーはライトブルー、オレンジ、ホワイト、ブラックの4色です。
前モデルで女の子に人気色だったライトブルーに加え、元気なイメージ色のオレンジは男の子向けに考えているようですよ。
防犯機能をより充実させたSA800iは、防犯に関わる機能を使うためのパーツがシルバーで統一されているのも特徴的です。
ひかりリングを始め、防犯ブザーのリングもシルバーで塗装され、新たに搭載された防犯機能「ちょこっと通知キー」のボタンもシルバー色になっています。
一番重要視したい防犯機能ですから、ぱっと目につくシルバー色で統一されていれば、子供にもとても分かりやすいですよね。
2007年12月に新しく発売されたドコモのキッズケータイ「F801i」は、3月に発売されていた人気の「SA800i」の機能をさらにバージョンアップさせていて、とても注目されている子供向け携帯電話です。
子供が楽しんで使えるように、内臓コンテンツもさらに充実させていますよ。
携帯電話の使い方を楽しいクイズ形式で学ぶことができる「キッズセーフトレーニング」や絵本アプリ「ゾウのおくりもの」、遊びながら勉強することができる「国語辞典」や「地図アプリ for Kids'」などもあります。
また、ダイヤルに音階が割り当てられて、ドレミ音で演奏することができる「演奏機能」もついています。F801iでは長押しすると音も長く鳴るようになっていますよ。
子供の視点だけではなく、親からの実際の要望を取り入れて、防犯機能にも新しい機能が加わりました。
SA800iに搭載されている「防犯ブザー」や、GPS機能を利用した「イマドコサーチ」、専用の工具を使わないとバッテリーを外すことができない「バッテリーロック」などはそのまま搭載され、これらの他に、通知キーを長押しするだけで居場所を通知してくれる「ちょこっと通知」とう機能が加わりました。
SA800iでは、子供が防犯ブザーを鳴らした場合に、自動的に登録先の携帯電話に居場所が通知されるというサービスでしたが、実際には、防犯ブザーを鳴らすほどではないけれど、ちょっと危険を感じる・・・という場合の方が多いと思います。
「ちょこっと通知」機能なら、端末側面の通知キーを長押しするだけで、登録先の携帯電話に居場所を自動で送信してくれます。
防犯ブザーだと大きな音が鳴って恥ずかしい、という場合でも、気軽に使うことができますね。
F801iは、まさに子供と親の、両方の視点から考えられた携帯電話であると言えますね。
子供が中学生や高校生になってくると、周りのお友達が携帯電話を持ち始め、そろそろ家の子にも携帯電話を買ってあげた方が良いかな・・・と考える人は多いですよね。
子供向け携帯電話には、GPS機能や防犯ブザーなどがついているものもあり、防犯対策としても有効的ですが、携帯電話に依存してしまったり、有害な情報に接触してしまったり、心配されることは沢山ありますよね。
子供に携帯電話を買い与える前に、その使い方について子供としっかり話し合っておく必要がありますね。
まずは、使用する時の基本的なマナーを勉強させてあげましょう。
大人でもしっかりとマナーを守っている人は少ないのが現状ですが、周りの人に迷惑をかけずに気持ちよく携帯電話を使えるように、公共の場においての利用の仕方など、しっかり勉強させてやることが大切です。
もちろん、自分達も携帯電話を使う時は、子供のお手本となるように気をつけましょうね。
子供の生活の場である、学校での使い方も大切ですね。
防犯機能がしっかりしている携帯電話は、登下校時にこそ持っていてほしいものですが、まずは学校への持込は可能なのかどうか、事前に確認しておきましょうね。
学校で使用する場合は、授業中はもちろんのこと、むやみに携帯電話を利用しないことを話し合っておきましょう。
もちろん学校でも、そのような指導はあるかと思いますが、まずは家庭の中で十分に話し合っておくことが大切です。
携帯電話の会社では、携帯電話を安全に気持ち良く使えるように、講習会などが開催されているところもあるようです。こうしたものに親子で積極的に参加してみるのも良いですね。