子供に携帯電話を持たせる時、メールやインターネットサイトなどによる犯罪に巻き込まれてしまわないか、ということは心配事の1つですよね。
子供が被害にあうことがないよう、携帯電話を持たせる前に十分にその危険性を話しておきましょう。
犯罪に巻き込まれないために、いくつかの防止方法があります。
・電話番号やメールアドレスをむやみに教えないようにする
携帯電話を持って浮かれ気分になっていると、ついつい色んな人に電話番号やアドレスを教えてしまいたくなってしまいます。また、最近ではインターネットサイトに自分の顔写真やプロフィールなどを載せて情報交換をするといったものもあります。
不特定多数の人に個人情報を漏らしてしまうことは、とても危険なことです。
・知らない電話番号に掛け直したり、知らないメールに返信したりしない
知らない番号から電話がかかってきても、すぐには応答せず、留守番電話に用件を登録させて内容を確認してからかけ直すように習慣づけましょう。
電話に出てしまうと、相手にある程度の年齢や性別も分かってしまいます。
知らないアドレスへの返信も危険です。
悪質業者からの不当請求を受けるターゲットにされてしまう可能性もあります。
また、インターネットを利用していると、危険なサイトにアクセスするつもりはなくても、何かのはずみにアクセスしてしまうということもあります。
そのようなサイトで何らかの項目をクリックしてしまうと、いきなり「登録ありがとうございます」なんてことになり、子供は動揺して言われるがままに、自分の住所や名前、電話番号などを教えてしまう、といったことになり、後から自宅に高額な請求書が届く、といったトラブルもあります。
電話会社が行っている、フィルタリングサービスを利用するのが一番良いですが、高校生くらいになってくると嫌がる子供もいますよね。
自分の情報は気軽に教えないこと、知らないメールや電話番号は無視することをしっかりと教え、色々なトラブルの具体例を子供にしっかりと教えておきましょう。